納品までの流れ

ヒアリング

まずは、お客様の精神や経営方針などをしっかりとヒアリングいたします。お話は経営者や重役の方だけでなく、ビジネスの最前線を担当する現場の方々にもお聞きします。また、場合によってはマーケティング会社に依頼してその企業が持つ社会的イメージなども調査し、ロゴ制作に反映させることもあります。

ヒアリングは、ロゴの制作にとって礎ともなるべき大切な作業です。企業の実情にまで踏み込んでお話を伺うことがあるかもしれません。しかし、だからこそ弊社がお客様について立体的に理解することが可能になり、ロゴデザインの微細な部分に至るまで、あますところなくお客様の精神を含ませることができるのです。弊社では制作担当ディレクターだけでなく、デザイナーもヒアリングに同席することで、お客様のリクエストをロゴへダイレクトに反映させることを可能にしています。

競合リサーチ・情報収集

たとえば、教育機関とレジャー施設では求められるロゴデザインは当然のことながら異なります。教育機関であれば、安心して子どもを任せられるような堅実さや誠実さが求められるでしょうし、レジャー施設では「行ってみたい」と思わせるようなワクワク感が求められるかもしれません。たとえ、見るひとに強烈なインパクトを与えるデザインとは言え、そうした一般常識を逸脱してしまっては、企業のCI戦略の根幹を成すロゴマークとしては、成功と言い難いでしょう。

そのため、ロゴマークを制作する際には競合企業がどのようなロゴマークを使用しているか入念に調査し、情報収集を行うことが必要です。そのうえで、他社と差別化し、独創性を加えたロゴを考案していきます。

アイディエーション(アイディアスケッチ)

経営者や現場の声のヒアリングをもとに、デザイナーが手書きでアイディアを書き起こします。ひとつのロゴマークを制作するために、弊社が動員するデザイナーは複数名。各々が数十個のアイディアを考えるため、ロゴマークの原案は大抵の場合、100〜200以上にも及びます。その際、お客様からのリクエストを反映したものだけでなく、デザイナー独自の客観的な視点からまったく違ったものも考案することで、ロゴデザインに幅を持たせます。アイディエーションは鉛筆を片手に、ひたすら紙に向かう地味な作業ですが、これを何度も繰り返すことで紙上に記されたロゴマークは熟考され、練り直され、やがて洗練されていくのです

スクリーニング(抽出)

複数のデザイナーが書き起こした数百もの原案のなかから、担当ディレクターや複数のデザイナーが20〜50個に絞り込みます。選択の現場に新しい目を加えることで、より一層、客観的にロゴマークを捉え、推敲していくことが可能になります。
絞り込んだあと、デザイナーがパソコン上で色づけし、色のバランスなども確認します。

※オプションとして商標登録(照合調査)もお請けしています

F9社内プレゼンテーション

スクリーニングされたロゴマーク案を社内で発表、選考します。その際は必ず弊社代表も立ち会い、全社統一の意見としてお客様へプレゼンテーションできるように努めています。

ここで大切なことは、デザイナーから提案されたロゴマークをウェブサイトや封筒などにはめ込んだ状態で検討をすることです。ロゴマークは、決して単体で使用されるのではありません。必ず、なんらかの媒体に付与されて社会で流通するものです。そのため、弊社ではロゴマークを実際に使用したときのバランス感を大切にし、それを判断基準のひとつとして選考しています。使い捨てではない、恒久性のあるロゴマークを弊社がご提供できるのは、ここに理由があるのです。

再構成

社内プレゼンテーションでロゴマークを10〜20ほどに絞り込み、その後、必要に応じて再構成や修正を行います。

お客様へプレゼンテーション

担当ディレクター、および担当デザイナーがお客様のもとへ制作したロゴマークを持参し、プレゼンテーションを行います。1つ1つのロゴマークのデザインがどのようなイメージを持つのか、微細に渡ってご説明し、弊社の制作した意図を十分にお伝えします。

決定

必要があればロゴマークを修正した後、最終的に決定となります。

マニュアル化

ロゴマークの使用に関するルールをマニュアル化し、お客様にお渡しします。これにより、今後、お客様がロゴマークをさまざまな媒体で使用する際にも色やサイズ、表記ルールなどを統一することが可能になり、ロゴの同一性を永久的に保つことができます。