コミュニケーション

「社会」と「企業内」へ同時に働きかける

近年では、企業や店舗、学校などのブランドイメージを高めるための広報活動の一環として、コミュニケーションマークを新たに作成するケースが増えています。消費者やエンドユーザーとの距離感を近く保ち、その企業が製造する製品やサービスにロゴマークが使用されるという意味では、製品ロゴマークと同様ですが、コミュニケーションマークの場合はそれだけでなく、企業や店舗、学校など特定の組織に関わる人達へ一種のメッセージを発するという役割も持っており、彼らの心をひとつにまとめ、団結力を高める役割も果たしています。

たとえば、ある企業がさまざまなカテゴリーの製品を世の中に送り出しているとします。ひとつずつの製品に個々の製品ロゴを付けていたのでは、扱う製品が多岐に渡れば渡るほどロゴマークを制定する手間が必要になりますし、消費者やエンドユーザーの方へ浸透するまでに多くの時間がかかります。

そこで、その会社が製造する製品にすべて同一のマークを付与することにすれば、ロゴマークを制作する手間が省略され、さらに、人の目にも触れやすくなるでしょう。企業のロゴマークほど堅苦しくなく、もっと親しみのあるデザインにすれば、企業のイメージアップにもつながります。同時に、そのロゴマークに社員の士気を高めるようなメッセージ性を込め、社内のいたるところに掲示すれば社員の団結力は一層強まり、生産性もますます向上していくでしょう。

このようにコミュニケーションマークとは、その企業の製品やサービスであることを広く社会へ知らせる効果を持つと同時に、企業などの構成員のモチベーションを高め、組織の求心力を高める働きも持っているのです。