製品ロゴマーク

企業と社会をつなぐコミュニケーションツール

人間は、ひとの「顔」を記憶することで各個人を識別しています。人間と企業の関係も同様で、たとえば商品売り場に類似製品が並んでいたとしても、そのなかの一部の製品に見知ったロゴマークを見つければ、「ああ、あの会社の製品だ」と認識し、他と区別するでしょう。

このとき、重要なポジションを占めるのが製品ロゴマークです。会社のロゴマークが名刺や社用封筒などに使用されるのと違って、製品ロゴマークはその会社が世の中に送り出す製品に付与されます。つまり、会社のロゴマークよりも製品ロゴマークはもっと消費者に近く、B to C の要素が強いのです。そのため、場合によっては強烈なインパクトを消費者に与えるべく、遊び心やユーモアのあるデザインを施すこともあるでしょう。

実際の売り場に立って製品ロゴマークを目にした消費者が、「このマークはあの会社の製品だ」と認識するとき、その認識が明確であればあるほど、企業へ寄せる信頼や安心感は強くなります。そして、それは消費者が製品の購入を決める重要なファクターになり得ます。つまり、製品ロゴマークは企業と社会を結ぶコミュニケーションツールであると同時に、売り場において消費者へ無言のうちに働きかける営業マンの役割も果たすのです。