スローガン・タグライン

企業価値向上の立役者として

企業ブランドを構築するために無くてはならないのが、スローガンです。スローガンとは、企業の理念をわかりやすいキャッチコピーで端的に示したものであり、それを目にした人に、その企業が一体、どんなことを事業領域としているのか、どのような活動をしているのか、瞬時に伝えることが求められます。そのため、企業によっては語呂を揃えたり英単語を交えたりし、確実に読み手の心に届く、キャッチーな文句に仕立て上げているところも少なくありません。

スローガンはロゴマークの横に添えられたり、あるいは、企業のウェブサイトの目立つ場所に書かれたり、常に人の目に触れられる位置で使用されます。同一のスローガンを半永久的に使用する企業もあれば、周年記念やキャンペーン期間などのタイミングで定期的に入れ替える企業もありますが、いずれの場合でもスローガンとは、それを目にした人にスムーズに企業名を連想させなければ意味がありません。そのためには、企業の実態やビジネス内容とスローガンが確実に同期していることが第一要件となります。

一方、製造する製品や提供するサービスには適切なネームを付けて(ネーミング)、価値の向上に努めることが必要になります。単におもしろさやインパクトを狙ったネームでは社会に根付くのは難しく、また、企業イメージと合致したものでなければ、製品と企業を結びつけて記憶してもらうのは難しいでしょう。そのため、経営戦略的に成功するネーミングとは、その製品やサービスの本随を端的に表現し、また、企業イメージとも合致させることが大前提となるのです。